5月6日
銅、5月のスタート建値発表
 銅の5月のスタート建値は、 前月末比80円下げの1`750円となった。
なお、亜鉛のスタート建値発表は9日の予定。
非鉄地金建値推移(円/kg)
亜鉛
11年2月 863.1 249.5 264.4
3月 826.3 238.0 263.4
4月 838.5 246.0 279.3
4月1日 830.0 240.0 275.0
6日 250.0
7日 860.0
8日 294.0
11日 260.0
12日 870.0
14日 250.0
15日 830.0 274.0
19日 240.0
20日 820.0
26日 830.0
5月2日 (6日発表) (9日発表) 256.0
5月6日 750.0

5月6日
三立機械工業、紙管処理機(低価格モデル)の販売を開始
処理後の紙管
 廃電線リサイクルを中心とした金属リサイクル処理機の製造・販売を手掛ける三立機械工業 (本社 = 千葉県千葉市、 中根亮一社長)はこのほど、 紙管処理機 (低価格モデル) の販売を開始した。
 同機はロール紙やプラシートなどの紙管に付いている口金 (鉄製の金具) を一瞬で取り外し、 鉄と紙に分別する解体機で、販売価格は45万円 (税別) となる。
 既存の機種はロール紙の巻き残りがあっても処理可能な機能を備えているため、 販売価格は85万円 (税別) となっているが、 巻き残りがある紙管は発生がさほど多くないことから機能を絞り、 構造をシンプルにすることで大幅なコストダウンを達成した。
 問い合わせは同社 (電話043-304-7511) まで。

5月2日
鉛、5月のスタート建値発表
 鉛の5月のスタート建値は、 前月末比18円下げの1`256円となった。
なお、銅のスタート建値発表は6日、亜鉛は9日の予定。

5月2日
NSオープン第8回東部地区大会は藤垣敏男氏(新英金属)が優勝
 ナベショー (本社 = 大阪府大阪市、 渡邊泰博社長) と関連会社ロア・エ・レーヌのNSグループが主催する 「第8回NSオープン東部地区大会」 が23日、 愛知県春日井市の 「オールドレイクゴルフ倶楽部」 で開催された。
 今年は18組68名が参加、午前8時にアウト・インに分かれ順次スタートし日頃の腕を競った。 当日は朝から降り続く雨の影響で芝は水分を含み、 またコースの随所に配置された池やバンカーにスコアを崩すプレーヤーが多いなか、 見事優勝に輝いたのはグロス92、ネット71.6で藤垣敏男氏 (新英金属)。 準優勝は村上政隆氏(村上金属興業)で日刊市况賞が贈られた。
 主な成績は次の通り(敬称略)。 ◆優勝 = 藤垣敏男 (新英金属) ◆準優勝 = 村上政隆 (村上金属興業) ◆3位 = 金子豊久 (新英金属) ◆4位 = 青木宏樹 (青木商会) ◆5位 = 広原忠男 (ハリタ金属) ◆ベスグロ = 桑原英三 (朝日金属) ◆BB = 鯉渕敏行 (鯉登運輸総業)。
 プレー終了後には、 表彰式兼懇親会が催されダーツゲームなどで参加者らは盛り上がった。 なお、 同社は震災で被害を受けた方々に既に送っている義援金に加え、 米1,330`を工業会東北支部を通じて送ることを決めた。

4月28日
全国小棒懇談会、新会長に樋渡健治氏を選任
樋渡健治会長
 全国小棒懇談会は25日の定時総会で、 新会長に樋渡健治・新日本製鉄常務執行役員建材事業部長を、 新副会長に安達俊哉・三井物産スチール常務執行役員を選任した。 また、 副会長に高島秀一郎・共英製鋼代表取締役会長、 宮下幸正・神戸製鋼所執行役員を再任した。
 就任後の会見で樋渡会長は 「13代目の会長に選任されたことを誇りに思うと同時に、 その重さを実感している。 小棒懇の課題解決が促進されるように努力していきたい」 と抱負を述べた。

4月27日
立岡秀之氏、「CAMBODIAチャリティ写真展」を京都・福岡で開催
 立岡秀之氏 (タチオカ社長) の 「CAMBODIAチャリティ写真展」 が今年5月に京都と福岡で開催される。
 タチオカは製鋼・鋳造原料を扱う三重県松阪市の有力ヤード業者。 立岡社長は05年に 「第11回酒田市土門拳文化賞」 を受賞し、 08年に写真集 「CAMBODIA」、 今年1月に第2写真集 「Tomorrow CAMBODIA2002-2010」 を出版。 立岡氏はカンボジアの子どもたちや風景をテーマに写真を撮り続けると同時に、 貧困にあえぐ子どもたちが生活する施設に米や調味料など食糧品の支援を続けている。
 今回の写真展は09年に東京・名古屋・松阪で行われた巡回展の続きとなるチャリティ写真展。 開催日時、 場所は次の通り。 入場無料。
 【京都展】5月4日(水)〜8日(日) 9時30分〜20時30分(最終日17時)。 京都市国際交流会館 (京都市左京区粟田口鳥居町2-1)。
 【福岡展】5月19日(木)〜24日(火) 9時〜18時。 アクロス福岡 (福岡市中央区天神1丁目1-1) 交流ギャラリー。

4月26日
銅建値、前回比10円上げの1`830円へ改定
 26日、 銅建値が前回比10円上げの1`830円へ改定された。 現在までの推定平均は838.5円。

4月26日
三原興業・岐阜恵那工場が今月から一部稼働を開始
 鉄・非鉄金属リサイクルの三原興業 (本社 = 愛知県小牧市、 三原吉松社長) は、 第2拠点となる岐阜恵那工場 (岐阜県恵那市) が今月から一部稼働を開始した。 本格稼働は5月中旬を予定している。
 同社では扱い量の増加により本社工場が手狭になったことで、 第2工場の開設を計画。 旧セメント機械製造工場の用地を取得し、 岐阜恵那工場として稼働を開始した。 総面積24,469平方b、 事務所工場1,932平方b、 工場387平方b。 設備として天井走行クレーン1基のほか、 重機1台を搬入。 今後はシャーリング機を設備して、 可鍛コロなど上級スクラップの加工処理を行っていく方針。

4月25日
田口金属、今年度新入社員の入社式を行う
 田口金属 (本社 = 東京都新宿区、 田口武社長) は10日、 茨城県古河市のネーブルパークで今年度の新入社員の入社式を行った。 社員や田口社長の出身高校の八代高校同窓会会員、 古河市役所環境課の職員ら約100名が出席した。
 田口社長は、 東日本大震災と大津波、 福島第一原発の事故による放射能汚染の被害により、 日本の文化や経済力が低下し衰退する可能性が高いと指摘。 そして 「これらの災害に屈することなく、 復興に向けて努力していくべきだ」 と挨拶した。
 入社式では、 今年度の新入社員4名の紹介、 永年勤続者2名の表彰、 研究開発賞1名の表彰を行った。 また主要3工場の責任者がそれぞれ独自の運営戦略を発表した。 その後、 気象予報士による 「異常気象と市民生活」 と題した講演会を開催した。
 入社式終了後に古河市市長の白戸仲久氏も参加し懇親会が行われ、 参加者間の交流を深め、 新年度を迎えた社員は仕事への士気を高めた。
■第36回DENカップゴルフコンペを開催
 同社は17日、 茨城県の古河ゴルフリンクスで第36回DENカップゴルフコンペを開催した。 取引先などから45名が参加し、 腕を競った。
 主な成績は以下の通り (敬称略、 スコアはアウト、 イン、 グロス、 ハンデ、 ネットの順、 新ぺリア方式)。 ◇優勝 = 栗原克彦 (栗原建設) (38、40、78、6.0、72.0)、◇準優勝 = 平岩和之 (平岩商店) (42、41、83、10.8、72.2)、◇3位 = 福田睦弘 (石井商事) (45、44、89、16.8、72.2)。 ◇ベストグロス = 山中宏文 (山善) (36、36、72、−2.4、74.4)。 ◇ブービー賞 = 神郡節 (田口金属) (52、49、101、18.0、83.0)。

4月22日
扶和メタル、栃木県佐野市に北関東支店を開設
 大阪を中心にヤード拠点を展開する扶和メタル (黒川友二社長) は国内7番目の拠点として北関東支店を開設した。 市川支店と鹿島支店の連携を強化する。
 ■北関東支店(旧称・岩上商店)=土井唱平工場長。
 所在地=栃木県佐野市船津川町2138。
 電話0263―85―8651。FAX85―8652。
 主な設備(敷地面積2,612u)=500tギロチン他。

4月21日
エコネコル、長野県のシュレッダー設備業者を買収
 静岡県のエコネコルを中核とする(株)エンビプロ・ホールディングスは、長野県の新井商店の関連会社である(有)リサイクルサポートサービスを買収。18日付けで「株式会社しんえこ(SYNECO)」と改称した。
 ■エンビプロ・ホールディングス(佐野富和社長)=10年5月にエコネコル・グループ企業の持株会社として設立した。グループ企業=▼エコネコル(1950年佐野マルカ商店として創業。07年エコネコルに改称したグループ中核会社)。▼クロダリサイクル(08年、函館の鉄スクラップ企業を買収。グループ入り)。▼オイコス(静岡)。▼3WM(中東UAEと南米チリに現地子会社を持つ自動車部品販売会社)。▼アビヅ(オークション会社USSとの合弁、自動車解体)。▼富士エコサイクル(家電各社と提携した家電リサイクル事業)。
 ■しんえこ(春山孝造社長)=長野県松本市島立2346。TEL:0263-48-0017。設備:1500馬力シュレッダー他。

4月21日
大阪自動車リサイクル協同組合、第7回総会開催される
 17日、大阪自動車リサイクル協同組合の第七回総会が琵琶湖グランドホテルにて執り行われ、22年度事業報告、決算報告、監査報告および23年度の事業計画、予算計画について協議がなされた。
 開催にさきがけ、寺谷優理事長が「東北地方太平洋沖地震により、東北地方が甚大な被害を受けている。厳しい状況が続いているが、この状況を打破すべく一丸となって取り組んでいきたい。」と述べた。
 また、大阪自動車リサイクル協同組合として東北地方の震災に対し、災害見舞金として15万円を寄付することを決定した。

4月20日
銅建値、前回比10円下げの1`820円へ改定
 銅建値は20日、 前回比10円下げの1`820円へ改定された。 現在までの推定平均は837.0円。

4月20日
住友建機、ハイブリッド油圧ショベルが低炭素型建設機械に認定
 住友建機 (本社 = 東京都品川区、 井手幹雄社長) のハイブリッド油圧ショベル 「SH200HB-5 LM仕様」 がこのほど、 国土交通省より低炭素型建設機械に認定された。
 国土交通省では、 CO2排出低減効果の高い低炭素型建設機械の普及を促進し、 建設施工時に排出されるCO2の低減を図ることを目的として、 「低炭素型建設機械の認定に関する規程」 を設けた。 平成22年4月よりハイブリッド機構を有した建設機械を低炭素型建設機械として認定している。 認定された建設機械は、 日本政策金融公庫の融資制度の貸付対象となる。
 同社は今後もCO2削減に取り組み、 地球環境にやさしい機械の開発を進める方針だ。
 同機に関する問い合わせは、 住友建機販売企画部 (電話03-6737-2614) まで。

4月19日
亜鉛建値、前回比10円下げの1`240円へ改定
 亜鉛建値は19日、 前回比10円下げの1`240円へ改定された。 現在までの推定平均は246.0円。

4月14日
銅建値、前回比40円下げの1`830円へ改定
鉛建値、前回比20円下げの1`274円へ改定
 銅建値は15日、 前回比40円下げの1`830円へ改定された。 現在までの推定平均は840.5円。 また、 鉛建値は前回比20円下げの1`274円へ改定。 現在までの推定平均は279.3円。

4月13日
亜鉛建値、前回比10円下げの1`250円へ改定
 亜鉛建値は14日、 前回比10円下げの1`250円へ改定された。 現在までの推定平均は250.0円。

4月12日
銅建値、前回比10円上げの1`870円へ改定
 銅建値は12日、 前回比10円上げの1`870円へ改定された。 現在までの推定平均は1`860.5円。

4月11日
亜鉛建値、前回比10円上げの1`260円へ改定
 亜鉛建値は11日、 前回比10円上げの1`260円へ改定された。 現在までの推定平均は255.5円。

4月11日
タカミ、第3工場周辺の環境整備進む
 タカミ (三重県伊賀市、高見景三社長)は、 昨年8月に開設した第3工場周辺の環境整備が進んでいる。
 同社は昨年、 西明寺工場の隣地約2,000平方bを取得。鉄工所であった事務所建屋を解体し、 工場建屋を第3工場として改修。 荷物置き場や新車の駐車場として活用している。
 前月には西明寺工場との境にあった外壁を取り除いてスロープを建設し、 トラックなどの出入りをスムースにした。 また、 第3工場西側にある池の環境整備を推進。 池に棲む鯉やおたまじゃくしを一時避難させ、 水を抜いて長年蓄積したごみやヘドロなどを除去。 ため池として生き物たちの生活環境を守っていくほか、 災害時の防火用水などにも利用できるよう池を維持していく方針である。

4月7日
鉛建値、前回比19円上げの1`294円へ改定
 鉛建値は8日、 前回比19円上げの1`294円へ改定された。 現在までの推定平均は289.3円。

4月7日
銅建値、前回比30円上げの1`860円へ改定
 銅建値は7日、 前回比30円上げの1`860円へ改定された。 現在までの推定平均は854.0円。

4月6日
亜鉛建値、前回比10円上げの1`250円へ改定
 亜鉛建値は6日、 前回比10円上げの1`250円へ改定された。 現在までの推定平均は248.5円。

4月6日
徳島興業(名古屋)、3月22日に潮凪ヤードがオープン
 鋳造原料、 非鉄金属を扱う有力ヤード業者の徳島興業 (愛知県名古屋市、 徳島孝志社長) では、 昨年から建設していた潮凪ヤード (同市、約6,600平方b) がこのほど完成し、 3月22日から営業を開始した。
 新ヤードはトレーラー荷役が可能なオープンヤード。 ストックヤードエリアは高さ5bの外壁で囲い、 鉄板を敷きつめて防塵対策に注力するほか、 油水分離層を設置して環境対策を施した。 設備としてコベルコ建機製重機2台 (リフマグ付きSK350DLC、 グラップル付きSK260DLC)、 田中衡機工業所の地上設置式60dトラックスケール1基を導入。 トラックスケールにはシービーエムの台貫連動コンピュータシステムTRACONを接続し、 計量作業を効率化。 またネットワークカメラの設置により本社からの監視を可能とした。
 潮凪ヤードの開設により同社の在庫能力は大幅に向上。 本社工場との2拠点体制により、船積みを含めたより柔軟なスクラップの出入荷に対応していく方針。

4月5日
高山(埼玉県)、川越営業所の事務所棟を新築
 埼玉県のスクラップディーラー高山・川越営業所(埼玉県川越市下赤坂94、高山社長)はこのほど、事務所棟を新築した。
 「環境にやさしい事務所」をテーマに建てられた事務所は、太陽光発電を利用し、電灯もLEDライトを使用している。太陽光によって発電された電力は、事務所はもちろん、工場でも使用することができるシステムになっている。
 同事務所は、高山社長の15年の構想を経て、石井商事(本社=埼玉県八潮市、石井社長)指導の下、新築された。
 同社は、将来的には工場も全て太陽光発電にしたいという構想があり、今後も環境に配慮した社内体制を推し進めていく考えだ。

4月1日
銅・亜鉛・鉛の4月のスタート建値
 4月のスタート建値は、 銅が前月末比据え置きの1`830円、 亜鉛が前月末比据え置きの1`240円、 鉛が前月末比6円上げの1`275円となった。
非鉄地金建値推移(円/kg)
亜鉛
10年12月 802.6 233.7 245.6
11年1月 833.6 241.8 265.7
2月 863.1 249.5 264.4
3月1日 850.0 250.0 258.0
7日 860.0 265.0
8日 240.0
9日 840.0
11日 810.0 235.0
15日 255.0
16日 780.0
17日 225.0
22日 820.0 269.0
23日 230.0
25日 830.0
28日 240.0
4月1日 830.0 240.0 275.0

4月1日
ヨシムラが「災害復興支援活動プロジェクト311」を開始
 ヨシムラ (岩手県一関市、 吉村黄吉社長) が運営するみやぎ自動車リサイクルセンター (宮城県栗原市)は、 東日本大震災からの1日でも早い復興を目指すため、 3月22日から災害復興支援活動 (プロジェクト311) を開始した。
 特に津波の被災地域を重点的に、流された自動車の所有者から車両の撤去や引揚作業、廃車手続きに関する悩みや相談を、専門のスタッフが受け付けている。 費用は復興支援活動の一環としており、被災者の費用負担は出来るだけ軽くなるよう、行政に働きかけると共に、企業努力を持って配慮している。
 また、被災車両に関わる復興支援業務を多賀城市と石巻市から委託を受け、市内に放置されている車両の撤去と一時保管業務も開始した。市民からの相談を受け付けるため、各市役所内に専門のスタッフを派遣している。
 3月31日午前の時点では、22日から開始した多賀城市でおよそ1,200台、29日から開始した石巻市でおよそ数十台が撤去された。

被災車両にかかわる復興支援 相談窓口
@多賀城市内に被災車両がある方
 多賀城市役所内 (電話090-7522-8464、 090-9635-2136)
A石巻市内に被災車両がある方
 石巻市役所内 (電話080-6007-1079、 080-6007-1079、 0225-95-1131)
B上記以外の被災車両
 みやぎ自動車リサイクルセンター(電話0228-35-3530)
C電子メール受付([email protected]

3月28日
亜鉛建値、前回比10円上げの1`240円へ改定
 亜鉛建値は28日、 前回比10円上げの1`240円へ改定された。 現在までの推定平均は238.0円。

3月25日
銅建値、前回比10円上げの1`830円へ改定
 銅建値は25日、 前回比10円上げの1`830円へ改定された。 現在までの推定平均は826.3円。

3月24日
日本鉄リサイクル工業会、追加支援で会員から義援金募る
義援金300万円を赤十字に寄付
 日本鉄リサイクル工業会は、 会員に対し義援金を募集している。 受付口座は、 三菱東京UFJ銀行京橋中央支店普通預金3671004、 講座名義 = 社団法人日本鉄リサイクル工業会。 問い合わせは工業会(03‐5695‐1541)まで。
 同工業会は東北関東大震の被害者支援のため、 すでにに日本赤十字社に義援金300万円を寄付。 このほか現場の判断で使用するための資金を東北支部長に300万円、 岩手、 宮城、 福島の各部会長に各300万円を送金している。 追加支援策として会員から義援金を募っている。

3月24日
ELV機構が「災害車両処理対策本部」を設置
 日本ELVリサイクル機構 (栗山義孝代表理事 = 栗山自動車工業取締役会長) は、 この度の東北関東大震災に関する対策本部として 「災害車両処理対策本部」 を設置した。 今後、 関連団体との協力のもと、 以下の事業を実施する予定だ。
@ボランティア活動
 機構会員ならびに関連団体構成員の中から、 被災地支援に協力が可能なボランティアを募り、 現地における被災車両の撤去ならびに処理手続等に関して地方自治体等への協力業務を実施。
A義援金の募集
 機構会員ならびに関連団体、 関係者に対し、 義援金募集への協力を依頼し、 被災者支援を行う地方公共団体等への拠出を行う。 拠出は日本赤十字社経由の予定。
 現在、 対策本部では事業計画の詳細検討を行っており、 決定事項は順次、 関係者に案内する。 業界として、 更には社会の一員として結束し、 秩序ある対応を図っていく方針だ。

義援金の募集について
 日本ELVリサイクル機構は、 この度の東北関東大震災被災者支援のため、 下記の通り義援金の募集をする。 募集した義援金は日本赤十字社に拠出し、 同社並びに被災自治体などで構成される 「義援金配分委員会」 を通じて各地被災地方自治体に配分する。
@義援金名称  JAERA東北関東大震災義援金
A募集機関  一般社団法人 日本ELVリサイクル機構
B募集金額  一口5,000円 (口数の制限なし)
C募集期間  2011年5月31日まで
D払込先  三菱東京UFJ銀行新橋支店 普通預金口座3188522
 問い合わせはELV機構事務局 (03-3519-5181、 担当:多田、奥野 )まで。

3月23日
亜鉛建値、前回比5円上げの1`230円へ改定
 亜鉛建値は23日、 前回比5円上げの1`230円へ改定された。 現在までの推定平均は236.1円。

3月22日
銅建値、前回比40円上げの1`820円へ改定
鉛建値は前回比14円上げの1`269円へ改定
 銅建値は22日、 前回比40円上げの1`820円へ改定された。 現在までの推定平均は824.0円。
 また鉛建値は同日、前回比14円上げの1`269円へ改定された。現在までの推定平均は263.4円。

3月17日
亜鉛建値、前回比10円下げの1`225円へ改定
 亜鉛建値は17日、 前回比10円下げの1`225円へ改定された。 現在までの推定平均は234.5円。

3月16日
銅建値、前回比30円下げの1`780円へ改定
 銅建値は16日、 前回比30円下げの1`780円へ改定された。 現在までの推定平均は1`809.5円。

3月15日
銅建値、前回比30円下げの1`810円へ改定
 鉛建値は15日、 前回比10円下げの1`255円へ改定された。 現在までの推定平均は258.3円。

3月14日
東北地方太平洋沖地震、東北・関東で被害広がる
電炉業・鉄リサイクル業、操業停止に
 東北・関東地方をおそった大地震・津波の被害が広がっている。 14日朝の時点で死者は1,500名を超え、 行方不明者は1万人を超えると伝えられる。
 東北地方太平洋側を中心に、 地震発生直後から・電炉業・鉄リサイクル業が操業停止となっている。 また、 比較的被害の小さい事業者でも、 従業員の安全に配慮し操業を休止しているところも出ている。

3月11日
銅建値、前回比30円下げの1`810円へ改定
亜鉛建値、前回比5円下げの1`235円へ改定
 銅建値は11日、 前回比30円下げの1`810円へ改定された。 現在までの推定平均は824.5円。
 また、亜鉛建値も同日、 前回比5円下げの1`235円へ改定。 現在までの推定平均は239.1円。

3月9日
銅建値、前回比20円下げの1`840円へ改定
 銅建値は9日、 前回比20円下げの1`840円へ改定された。 現在までの推定平均は843.6円。

3月8日
亜鉛建値、前回比10円下げの1`240円へ改定
 亜鉛建値は8日、 前回比10円下げの1`240円へ改定された。 現在までの推定平均は242.3円。

3月8日
トピー工業、代表取締役社長に藤井康雄氏(新日本製鉄常務執行役員君津製鉄所長)が就任へ
 トピー工業は4日、 同日開催した取締役会で代表取締役の異動を内定した。 現代表取締役社長の清水良朗氏が取締役会長に就任し、 現新日本製鉄常務執行役員君津製鉄所長の藤井康雄氏が代表取締役社長に就任する。
 正式な決定は6月下旬に開催予定の第117回定時株主総会および同総会後の取締役会で行う予定だ。
 藤井康雄氏は昭和26年10月14日生まれ59歳。 昭和52年3月京都大学大学院工学研究科卒業。 昭和52年4月新日本製鉄製入社、 平成17年6月取締役建材事業部堺製鉄所長、 平成18年6月執行役員建材事業部堺製鉄所長、 平成19年4月執行役員八幡製鉄所長、 平成21年4月常務執行役員君津製鉄所長 (現任) 。 なお、 4月1日より同社顧問に就任予定。

3月7日
銅建値、前回比10円上げの1`860円へ改定
鉛建値、前回比7円上げの1`265円へ改定
 銅建値は7日、 前回比10円上げの1`860円へ改定された。 現在までの推定平均は858.1円。 また、 鉛建値も同日、 前回比7円上げの1`265円へ改定。 現在までの推定平均は263.7円となった。

3月7日
イトウ、3月1日に新工場をオープンし本格稼働へ
 イトウ (滋賀県彦根市、 伊藤忠代表) は昨年から進めてきた新工場の建設工事がこのほど完成し1日から本格稼働を開始した。 同社は伊藤金属 (滋賀県彦根市、 伊藤忠社長) が設立した別会社で本体の伊藤金属から製鋼原料・非鉄金属部門を独立させたもの。
 伊藤金属は鋳・可鍛原料をはじめ製鋼原料・非鉄金属なども扱う地区有力業者。 既存工場の周辺市街化に伴いこれ以上の設備増強が難しいことから、 かねてから新工場を計画準備していた。
 新工場は国道8号線沿いにあり、 敷地面積9,900u。 ここにリンデマン製大型シャー(メッツォ・ミネラルズ・ジャパン)、 荷さばき用重機、 60dトラックスケールなどの加工処理設備を持つ。 大型シャーを工場奥に設置し、 荷降ろしスペースを広くとったレイアウトは顧客の利便性を充分に考慮してのものとなっている。 また、 油水分離槽を3か所に設置、 周辺は3bの擁壁で囲い粉塵・騒音対策も施した環境配慮型の新工場だ。

3月3日
中国HOTA処理用中古自動車輸出、始動
佐賀の「はる大」と調印、第1回船積みは4月予定
 国内初となる中国リサイクル特区向け中古自動車輸出が秒読み段階にまで進行している。 江蘇省張家港にある 「美商永峰泰環保科技有限公司 (HOTA (USA) HOLDING CORP)」 (以下、 HOTA) と佐賀県伊万里市に本社を置く株式会社はる大 (以下、 はる大) が2月26日、 佐賀のセントラルホテル伊万里で、 はる大側・中尾芳雄会長 (写真右)、 HOTA・呉國勲会長兼CEO (写真左) が、 輸出関連契約調印式を行った。
 25日までに両社で初回船積み出荷台数や、 価格条件等の打ち合わせの最終調整を行い、 トップ合意、 調印に至った。 関係者によれば伊万里港からの第一回出荷台数は350台、 積み期は4月上旬。 軌道に乗り次第積み台数、 回航数を増やす。 年間6万台を予定している。
 中国の自動車解体・シュレッダー企業向けの日本車の輸出は今回が初のケースとなる。

3月2日
豊田通商、東北に新工場建設 スクラップの発生増に対応
 豊田通商の100%出資子会社であるグリーンメタルズ北陸 (本社 = 福井県越前市、 近藤和充社長) は、 宮城県黒川郡に鉄を中心とした金属スクラップの加工工場を新設し、 2011年11月の稼働を目指す。 また、 併せて4月1日付けで社名を 「グリーンメタルズ」 に変更する。
 同地区では今年1月、 トヨタ自動車傘下の車体メーカー、 セントラル自動車の宮城工場が操業を開始。 岩手県には関東自動車工業がすでに進出、 稼働しており生産は2社で年産40万台規模に達している。 同時にトヨタ系の部品メーカーが相次いで進出するなど、 自動車産業の活発化から金属スクラップの発生増、 加工需要の拡大が見込まれることから新工場の建設に至った。
 新工場名はグリーンメタルズ・東北工場とし仙台北部中核工業団地内に建設。 従業員は4人体制でスタートし、 ベーラープレスによる金属スクラップの加工、 運搬、 販売を行う。 総投資額は9億円。

3月1日
銅・亜鉛・鉛の3月のスタート建値
 3月のスタート建値は、 銅が前月末比20円上げの1`850円、 亜鉛が同5円下げの1`250円、 鉛が同8円下げの1`258円となった。
非鉄地金建値推移(円/kg)
亜鉛
10年12月 802.6 233.7 245.6
11年1月 833.6 241.8 265.7
2月 863.1 249.5 264.4
2月1日 850.0 240.0 260.0
3日 860.0
4日 245.0
7日 870.0
8日 266.0
9日 250.0
15日 900.0
18日 870.0 255.0
23日 830.0
3月1日 850.0 250.0 258.0

3月1日
日本鉄リサイクル工業会、ワークショップと講演会を開催
 日本鉄リサイクル工業会 (会長 = 中辻恒文中辻産業社長) は2月23日、 東京・大手町のアットビジネスセンターでワークショップと平成22年度環境委員会講演会を開催した。 当日は会員約30名が参加した。
 冒頭で環境委員会の中島賢一委員長 (リーテム会長) は 「本日のワークショップは、 ISO14001の活用法についてお互いに協議しながら作り上げていきたい」 と述べた。
 ワークショップでは講師に招かれた早稲田大学環境・エネルギー研究科の黒澤正一教授が事前に行ったアンケートの結果を解説した後、 参加者がチームに分かれISO14001の有効活用に向けたディスカッションを行うなどした。
 講演会では毎日新聞社編集委員の小島正美氏が 「こうしてニュースは造られる」 と題し講演した。

2月25日
住友建機、ロングリーチ仕様油圧ショベル「SH120LC-5LR」を発売
 建機メーカーの住友建機 (本社 = 東京都品川区、 清水謙介社長) はこのほど、 河川の改修・浚渫工事や災害復旧工事などに対応可能なフロントアタッチメントの長いロングリーチ仕様機を発売した。
 同機は12dクラスながら、 最大作業半径14.25b、 最大作業高12.85bと20dクラスの標準機を上回る。 2.69bの機体幅は、 3b幅の作業道でも移動が容易で、 河川改修工事や各種災害時の復旧工事に威力を発揮する。 また、 同社独自の油圧システムとエンジンシステムにより従来機に比べ15%の燃費低減を実現した。 さらにJCA規格対応のクレーン仕様 (最大定格荷重1.7d) を標準装備し、 河川の改修工事など吊り作業を安全に行うことができる。
 メーカー希望小売価格は1900万円 (消費税別)。 問い合わせは、 住友建機販売・営業企画部 (電話 03‐6737‐2614) まで。

2月24日
田口金属(東京都)、志賀八郎氏が常務取締役に就任
 スクラップディーラーの田口金属 (本社 = 東京都新宿区、 田口武社長) は、 2月5日付で志賀八郎取締役営業部長の常務取締役就任を発表した。
 新役員体制は以下の通り(敬称略)。
 ◇代表取締役社長=田口武、◇専務取締役・丘里工場長=田口憲昭、◇常務取締役・古河工場長=志賀八郎、◇取締役・鉄源部長=神郡好春、◇取締役・つくば工場次長=田口正雄。
 なお、前常務取締役の米晴夫氏は定年により昨年2月に退任した。

2月23日
銅建値、前回比40円下げの1`830円へ改定
 銅建値は23日、 前回比40円下げの1`830円へ改定された。 現在までの推定平均は863.1円。

2月21日
金山商会、コマツ製リフマグ付き重機を導入
 金山商会 (岐阜県各務原市、 金山久徳社長)は前月、 新型のリフマグ付き重機を導入し、 本格稼働を開始した。
 同社は製鋼・鋳造原料を中心に扱う有力ヤードディーラー。 8年間使用した重機が老朽化したことで新しい重機への入れ替えを行った。 導入したのはコマツ製PC220LCで1300_リフティングマグネット付き。 エレベーターキャブ式で高所からの視界を確保でき、 トラックへの積み下ろしが容易となる。 また以前の重機に比べて車軸幅が広いため、 振動が少なく動きも安定。 作業の効率化を実現している。 設備投資額は約2800万円。

2月18日
銅建値、前回比30円下げの1`870円へ改定
亜鉛建値、前回比5円上げの1`255円へ改定
 銅建値は18日、 前回比30円下げの1`870円へ改定された。 現在までの推定平均は871.5円。
 また同日、 亜鉛建値が前回比5円上げの1`255円へ改定された。 現在までの推定平均は249.5円。

2月17日
鶴田商店、カーボンオフセットに積極的に取り組む
範囲を3年連続で拡大
 金属資源リサイクル事業者である鶴田商店 (本社 = 奈良県橿原市、 鶴田繁美社長) は、 CO2を削減するカーボンオフセット()に積極的に取り組み、 その範囲を3年連続で拡大した。 08年は収集運搬で使用する車輌が排出するCO2の50%をオフセット。 09年は同60%、 昨10年は同70%のオフセットを果した (二酸化炭素の排出量は使用した軽油量から算出)。
 オフセットには京都議定書に基づいて国際連合が認証する排出権 (CER) を使用。 排出権は発行済みで、 既に日本政府口座に移転を完了している。 今回、 国連認証のCERを使ったオフセット500dCO2を購入した。
 ()省エネなどの努力をしても発生してしまうCO2を他の場所で削減することでオフセット (埋め合わせ) する行為のこと。

2月16日
都商事、半左衛門工場に太陽光追尾発電装置を導入
 都商事 (本社 = 静岡県静岡市、 宮原徹社長) では、 今年1月に半左衛門工場 (静岡市) に太陽光追尾発電装置を設置し、 夜間照明に活用している。
 同社は本社工場と半左衛門工場の2拠点を持ち、 鉄スクラップ、 産業廃棄物などを扱うヤードディーラー。 半左衛門工場は1000dギロチンシャー1基、 300HPシュレッダープラントなどの設備を持つ主力工場で、 工場建屋には最大出力134Wの太陽光発電システムが設置されており、 環境保全活動に注力している。
 今回の太陽光追尾発電装置は韓国製で、 宮原社長が輸入し、パーツを組み立てて設置したもの。 上部に設置したセンサーが太陽の位置を感知し、 発電パネルがモーターで回転し太陽を追尾するように設計されており、 固定型に比べて発電効率が約60%アップする。 同工場では発電した電力をLEDライトによる夜間照明に利用している。 同社では今後、 本社工場にも設置する計画である。

2月15日
銅建値、前回比30円上げの1`900円へ改定
 銅建値は15日、 前回比30円上げの1`900円へ改定された。 現在までの推定平均は882.6円。

2月15日
漢那商店、代表取締役社長に漢那節美氏が就任、漢那牧夫氏は会長に就く
 漢那商店 (本社事務所 = 大阪府大阪市) は2月1日付けで漢那節美氏が代表取締役社長に就任した。 前社長の漢那牧夫氏は代表取締役会長に就いた。

2月14日
立岡秀之氏(タチオカ社長)、第2写真集「Tomorrow」を出版
 立岡秀之氏 (タチオカ社長) の第2写真集 「Tomorrow  CAMBODIA2002-2010」 がこのほど、 風詠社から発売された。
 立岡社長は17年ほど前から写真を始め、 カンボジアの子どもたちや風景をテーマにシャッターを押し続けている。 05年に 「第11回酒田市土門拳文化賞」 を受賞し、 08年には写真集 「CAMBODIA」 を出版。 立岡氏は度々カンボジアを訪れ、 親のいない子どもや貧困にあえぐ子どもたちが生活する施設 「カンボジアライトチルドレン協会」 に2003年から米や調味料など食糧品の支援を続けている。
 今回の写真集はカンボジアの子どもたちの笑顔がメインテーマ。 復興していくカンボジアで、たくましく成長していく子どもたちの表情を生き生きと写し出している。
 この写真集の印税の一部はカンボジアライトチルドレン協会に送られ、 子どもたちの食糧費に充てられる。 写真集は書店またはamazonなどのサイトで購入が可能。 モノクロ126頁、 2500円。 この内容はネット上のモッテコ書店で、 2月中旬から無料で見ることが出来る。 アドレスはhttp://motteco.com/。
 また今年、 立岡氏の 「CAMBODIAチャリティー写真展」 が5月4〜8日に京都市国際交流会館、5月19〜24日にアクロス福岡で開催される予定。

2月10日
メトレック産業、創立20周年迎え心機一転新たな飛躍を目指す
 故銑割り加工販売地区大手業者であるメトレック産業 (本社 = 愛知県半田市、 野末友治社長)は、 昨年創立20周年を迎えた。
 同社は平成2年7月に創業。 社名はMETAL RECYCLEから当時ではまだ目新たしいカタカナを使いメトレック (METREC) 産業として事業を開始した。 バブル経済直後に誕生した企業のため、 順風満帆の20年ではなかったものの、 3,000d超大型故銑割機や改良を重ねた加工材の自動選別ラインなど画期的な加工システムで扱い量を伸ばし、 現在では国内メーカーへの納入を中心に東アジアなどへ輸出も行う国内有数の企業へと成長した。 また、 仲間買いが95%以上と圧倒的な企業で顧客想いの風土も特徴である。 野末社長は 「今後もお客様に信頼され、 メトレックと付き合ってよかったと思われる企業となるべく、 社員一丸となって努力していく」 と先を見つめている。

2月9日
亜鉛建値、前回比5円上げの1`250円へ改定
 亜鉛建値は9日、 前回比5円上げの1`250円へ改定された。 現在までの推定平均は247.6円。

2月8日
鉛建値、前回比6円上げの1`266円へ改定
 鉛建値は8日、前回比6円上げの1`266円へ改定された。現在までの推定平均は264.4円。

2月7日
銅建値、前回比10円上げの1`870円へ改定
 銅建値は7日、 前回比10円上げの1`870円へ改定された。 現在までの推定平均は866.8円。

2月7日
日本自動車リサイクル部品協議会が社団法人化
設立記念新年交流会を開催
 日本自動車リサイクル部品協議会 (会長 = 清水信夫ユーパーツ社長 ) は2010年11月10日付で一般社団法人へ移行した。 同協議会は、 社団法人化によって社会的要請に応える責任をこれまで以上に果たすとともに、 以前から進めているグリーンポイント活動で、リサイクル部品の普及によるCO2削減貢献を前進させる方針だ。
 これを記念して、 同協議会は1月27日、 東京都港区新橋の第一ホテル東京で設立記念新年交流会を開催した。 当日は関係者らおよそ200人が出席した。
 開会の挨拶で清水会長は 「国のスクラップインセンティブ政策が終了した後、 我々を取り巻く環境は厳しいものがある。 業界としても、 長年にわたる流通モデルを繰り返すだけでなく、 顧客との積極的な関係作りを含め、 新しい流れを構築する必要がある。 リユース部品の品質・保証はまだ徹底していないのが現状で、 これは我々自身の問題だ。 そのためにも当協議会を 『社会的な責任が負える法人』 とし、 行政などの支援を得つつ、 社会の要請に応えたい」 と述べた。

2月4日
亜鉛建値、前回比5円上げの1`245円へ改定
 亜鉛建値は4日、 前回比5円上げの1`245円へ改定された。 現在までの推定平均は244.2円。

2月3日
銅建値、前回比10円上げの1`860円へ改定
 銅建値は3日、 前回比10円上げの1`860円へ改定された。 現在までの推定平均は858.9円。

2月1日
銅・亜鉛・鉛の2月のスタート建値
 2月のスタート建値は、 銅が前月末比30円上げの1`850円、 亜鉛が同5円上げの1`240円、 鉛が据え置きの1`260円となった。
非鉄地金建値推移(円/kg)
亜鉛
10年11月 741.5 234.5 241.1
12月 802.6 233.7 245.6
11年1月 833.6 241.8 265.7
11年1月4日 840.0 245.0 260.0
11日 820.0 240.0 268.0
13日 850.0
14日 250.0
18日 277.0
20日 240.0
21日 820.0
24日 260.0
25日 235.0
2月1日 850.0 240.0 260.0

1月25日
亜鉛建値、前回比5円下げの1`235円へ改定
 亜鉛建値は25日、 前回比5円下げの1`235円へ改定された。 現在までの推定平均は1`241.8円。

1月24日
鉛建値、前回比17円下げの1`260円へ改定
 鉛建値が24日、前回比17円下げの1`260円へ改定された。 現在までの推定平均は1`265.7円。

1月21日
銅建値、前回比30円下げの1`820円へ改定
 銅建値は21日、 前回比30円下げの1`820円へ改定された。 現在までの推定平均は1`833.6円。

1月20日
亜鉛建値、前回比10円下げの1`240円へ改定
 亜鉛建値は20日、 前回比10円下げの1`240円へ改定された。 現在までの推定平均は1`243.2円。

1月20日
マキウラ鋼業、非鉄選別機を導入し、リサイクル率の向上を目指す
 マキウラ鋼業 (住所=兵庫県姫路市、 薪浦亨社長) はシュレッダープラントに非鉄選別機を新たに導入し、 12月より稼動を開始した。 解体済み廃自動車 (Aプレス及び廃車ガラ) をシュレッダー加工した際には約35%のダストが発生する。 ダスト中には微量ながらもアルミや銅に加え真鍮などの金属類が混入しており、 従来機の能力では回収が困難とされていた。 このため同社ではダスト中に含まれる金属類の回収率向上を目指し、 非鉄選別機の増強に踏み切った。
 このほど新設した非鉄選別機はスペインのベストトラテック社製 「エコタワーソートデュプレックス」 で、 スクラップ処理機械メーカーのテヅカ (福岡県古賀市、下田善吉社長) より導入。 選別機をタワー式に積み重ねた設計であるため、 供給装置及びコンベアが最小限ですみ、 設置スペースを大幅に削減できる。 2段式の上段部分はリニアでアルミを飛ばして選別。 下段部分は電磁誘導センサーで金属を感知し、 ダスト中の金属を完全に選別する構造となっている。
 ダスト中に含まれる金属スクラップの全量回収が可能となったことで、 ダスト処理費用の軽減だけでなく、 非鉄スクラップ取扱量の増加にもつながっており、 会社の収益向上に寄与している。 同社は今後も金属資源のさらなるリサイクル率の向上を目指し、 付帯設備の充実を図っていく考えだ。

1月18日
鉛建値、前回比9円上げの1`277円へ改定
 鉛建値は18日、 前回比9円上げの1`277円へ改定された。 現在までの推定平均は1`271.1円。

1月17日
日本鉄リサイクル工業会が賀詞交歓会、過去最多の320名が出席
挨拶する中辻会長
 日本鉄リサイクル工業会 (会長 = 中辻恒文中辻産業社長) は12日、 東京・茅場町の鉄鋼会館で新年賀詞交歓会を開催、来賓や会員など過去最多の約320名が出席した。
 中辻会長は念頭の挨拶で、 2010年の鉄スクラップ発生量を3650万dと試算し 「09年と比べて若干の回復であり、 我々の経営が盤石たる水準に戻るわけではない。 しかし、 本日参加の会員諸兄と話をすると、 とにかく明るい。 これは、 業界に根付く自主独立の精神により昨年の苦しい状況を乗り越えた自信から来るものではないか」 と語ったうえで、 今後の指標として 「世界3位の規模を誇る日本のスクラップ業の位置付け明確にすること、 これまで蓄積したリサイクルのノウハウを周辺諸国にも広げてアジアの発展を図ること、 日本のお家芸であるネットワークの構築を行っていきたい」 と話した。
 その後、 来賓の栗川勝俊普通鋼電炉工業会会長、 谷口進一日本鉄源協会会長が祝辞を述べ、 影島一吉副会長が乾杯の挨拶をし、 歓談に入った。

1月14日
亜鉛建値、前回比10円上げの1`250円へ改定
 亜鉛建値は14日、 前回比10円上げの1`250円へ改定された。 現在までの推定平均は1`247.4円。

1月13日
銅建値、前回比30円上げの1`850円へ改定
 銅建値は13日、 前回比30円上げの1`850円へ改定された。 現在までの推定平均は1`844.7円。

1月12日
シマ商会(福島)、2011年経営計画発表会を開催
挨拶する島社長
 自動車リサイクル大手のシマ商会(本社=福島県南相馬市原町区、島一社長)は6日、双葉郡浪江町のウエディングプラザ如水で「第31期2011年経営計画発表会」を開催した。同社の取引先関係者や社員、4月に入社する新入社員など約250名が参加した。
 島社長は今年のスローガンとして「貧乏競争は止める、高速回転とスピード経営で勝負」を掲げ、貧乏競争では再生産ができなくなる。社員一人一人が責任をもって、どこよりも早く物事に取り組んでもらいたいと説明した。また、今年の目標として「安全はすべてに優先すること」、「売上91億円」、「税引き前利益4億円」を発表した。
 これらの目標を達成するために、経営計画書の必要性、ブランディング化による広告宣伝、関東圏内の仕入れ強化などを挙げ、社員の意識向上を促した。
 経営計画発表会後には新年会が行われ、社員による余興、社長参加の早食い競争などで社員の結束力を高めた。

1月11日
銅・亜鉛建値が値下がり、 鉛建値は値上げ改定
 銅建値が11日、 前回比20円下げの1`820円へ改定された。 現在までの推定平均は1`824.2円。 また、 亜鉛建値が前回比5円下げの1`240円へ改定。 現在までの推定平均は1`241.1円となった。
 一方、 鉛建値は前回比8円上げの1`268円へ改定された。 現在までの推定平均は1`266.3円となった。

1月11日
伊藤忠が中国・大連で複合型リサイクル事業を開始
 伊藤忠商事(本社=東京都港区、岡藤正広社長)と、同社の中国における100%現地法人、伊藤忠(中国)集団有限公司、100%子会社の伊藤忠メタルズ(本社=東京都港区、岡正樹社長)は、中国・大連長興島臨港工業区において、鉄スクラップ・非鉄スクラップ・廃家電・廃プラスチックを対象とした複合型リサイクル・再生資源合弁事業「大連新緑再生資源加工有限公司(大連新緑)」を設立し、2010年12月24日に起工式を執り行った。 鉄スクラップ・非鉄スクラップの操業については、大手リサイクル企業である鈴木商会(本社=北海道札幌市、駒谷嘉一社長)が担当する。
 伊藤忠商事は、中国における省エネ及び環境ビジネスを重点分野のひとつと位置づけ、特に2003年の中国政府の東北大振興政策に注目し、東北三省の全てに拠点を整備し、業務の拡大を進めている。
 今回の大連新緑は、長興島臨海工業区内で唯一許可された再生資源加工企業として、世界最新鋭の設備と日本の優れた環境技術を導入する計画だ。中国初の大規模複合型再生資源工場を建設し、リサイクル分野におけるモデル工場となることを目指す。

1月5日
銅・亜鉛・鉛の1月のスタート建値
 1月のスタート建値は、 銅が前月末比10円上げの1`840円、 亜鉛が同5円上げの1`245円、 鉛が6円上げの1`260円となった。
非鉄地金建値推移(円/kg)
亜鉛
10年10月 723.5 237.3 243.1
11月 741.5 234.5 241.1
12月 802.6 233.7 245.6
12月1日 750.0 220.0 234.0
3日 780.0
7日 240.0
8日 235.0
9日 800.0
13日 250.0
14日 820.0 240.0
21日 254.0
24日 830.0
11年1月4日 840.0 245.0 260.0

12月28日
日鉄萬金属・本社第2工場の建屋増設工事完了
中山製鋼所エンジニアリング部が施工
 日鉄萬金属 (本社 = 滋賀県愛知郡愛荘町、 木村富雄社長) の本社第2工場はこのほど、 建屋の増設工事が完了し本格稼働を開始している。
 増設した建屋面積は844平方b。 中には小型二軸破砕機を設置し、 建屋内のストックヤードを13か所に仕切り品質管理も徹底。 中二階も設け非鉄金属の保管場所として活用する。 施工は中山製鋼所エンジニアリング部が担当した。
 中間処理の変更許可取得に新建屋が完成したことで、 ユーザーから金属類以外のさまざまな廃棄物も一手に引き受けることが可能になった。 同社は今後も総合リサイクル企業として製鋼原料だけに留まらない資源リサイクルを推進していく。

12月24日
銅建値、前回比10円上げの1`830円へ改定
 銅建値は24日、 前回比10円上げの1`830円へ改定された。 現在までの推定平均は1`802.6円。

12月21日
鉛建値、前回比4円上げの1`254円へ改定
 鉛建値は21日、 前回比4円上げの1`254円へ改定された。 現在までの推定平均は1`245.6円。

12月16日
前田金属工業、工場壁にクリスマス期間限定ライトアップ
 クリスマスシーズンを迎え、 東京都立川市にある前田金属工業 (前田正明社長) では、 今月27日までクリスマス期間限定のライトアップを行っている。
 同社は地域貢献の一環として、 工場壁に12星座と地球環境へ対するメッセージを描いている。 今回のクリスマス仕様ではサンタクロースなどが加わり、 クリスマスムードを盛り上げている。
 また、 イルミネーションは多摩モノレール沿いにあることから前田社長は 「地域の方々やモノレールを利用する人にも楽しんでもらえれば」 と話している。

12月14日
銅建値、前回比20円上げの1`820円へ改定
亜鉛建値、前回比5円上げの1`240円へ改定
 銅建値は14日、 前回比20円上げの1`820円へ改定された。 現在までの推定平均は1`801.0円。
 また亜鉛建値も同日、 前回比5円上げの1`240円へ改定。 現在までの推定平均は1`233.7円となった。

12月13日
鉛建値、前回比10円上げの1`250円へ改定
 鉛建値は13日、 前回比10円上げの1`250円へ改定された。 現在までの推定平均は1`244.5円。

12月9日
銅建値、前回比20円上げの1`800円へ改定
 銅建値は9日、 前回比20円上げの1`800円へ改定された。 現在までの推定平均は1`790.5円。

12月8日
亜鉛建値、前回比15円上げの1`235円へ改定
 亜鉛建値は8日、 前回比15円上げの1`235円へ改定された。 現在までの推定平均は1`231.1円。

12月7日
鉛建値、前回比6円上げの1`240円へ改定
 鉛建値は7日、 前回比6円上げの1`240円へ改定された。 現在までの推定平均は1`238.7円。

12月7日
釧路オートリサイクル、木場店を開店
 使用済自動車の適正処理とリサイクルを行う釧路オートリサイクル (本社 = 北海道釧路市、菊地靖則社長) は1日、 中古のタイヤやホイール、 バッテリーなどを店頭にて販売する木場店 (釧路郡釧路町木場) を開店した。
 店内の壁面にはグループ会社の釧路コールマインと共同事業を展開する加賀谷ブリックが開発した、 調湿・消臭に優れ、 空気中の有害物質を除去する機能を持つ内装壁材を採用。 また、照明にはKCMコーポレーションが扱う発光ダイオード (LED) を使用するなど環境やエコを考えた店舗となっている。
 釧路オートリサイクルの菅原繁樹総務部長は 「市街地に一般消費者向け店舗を展開することで、 より多くの人にリサイクルパーツを知ってもらえる。 それが釧路の域内循環の向上につながればよいと考えている」 と話す。

12月3日
銅建値、前回比30円上げの1`780円へ改定
 銅建値は3日、 前回比30円上げの1`780円へ改定された。 現在までの推定平均は1`776.8円。

12月3日
富士繁・綾瀬工場、テレックスフックス社製スクラップハンドリングマシンを導入
 神奈川県の大手スクラップディーラー、 富士繁 (本社= 神奈川県横浜市、 金子洋一社長) はこのほど、 綾瀬工場 (神奈川県綾瀬市) にドイツ・テレックスフックス社製の高所処理用スクラップハンドリングマシン「MHL360」を導入した。
 同機はテレックスフックス社の新機種で、 キャビンの前方移動が可能。 スクラップシャーの投入口を目視することができるため、 安全性や作業効率の向上を実現している。
 綾瀬工場では、 今年3月に新設したスクラップシャーの処理能力に材料の投入が追いつかないことから導入を決めたという。
 高所処理用スクラップハンドリングマシン 「MHL360」 に関する問い合わせは、 金属リサイクル機器の輸入販売を手掛けるフックス・ジャパンまで。

12月2日
小谷商事、恒例のジャズコンサートに近隣住民ら70名が参集
 小谷商事 ( 本社 = 愛知県名古屋市、 小谷雄二社長) は11月20日、 三重県出身のジャズボーカル牛嶋とし子さんを招き恒例のUP STREAM JAZZ CONCERTを隣接する 「小さな美術館かじた」 で開催し近隣住民や取引先など約70名が参集した。
 冒頭、 小谷社長は 「景気は依然低迷しているが、 名古屋ではドラゴンズがリーグ優勝、 グランパスも今日優勝を決めてダブル優勝という記憶に残る年となった。 音でもスタッフが記憶に残る音を造り上げるのでゆっくりと楽しんでいってほしい」 と挨拶。 その後、 ヴォーカルの牛嶋さんが登場すると会場は大きな歓声に包まれ「また君に恋してる」 「ムーンリバー」 「フライミートゥーザムーン」 などの曲を熱唱、来場者は華やかな衣装を身にまとったヴォーカルの甘美な歌声を楽しんだ。
 また、 コンサートの途中には、 CDや写真が当たるじゃんけん大会も行われコンサートは例年以上の盛り上がりをみせた。

12月1日
銅・亜鉛・鉛の12月のスタート建値
 12月のスタート建値は、 銅が前月末から据え置きの1`750円、 亜鉛が据え置きの1`220円、 鉛は6円上げの1`234円となった。
非鉄地金建値推移(円/kg)
亜鉛
10年9月 687.5 226.3 231.6
10月 723.5 237.3 243.1
11月 741.5 234.5 241.1
11月1日 700.0 240.0 242.0
5日 740.0
8日 250.0 250.0
10日 760.0
15日 240.0
17日 730.0 241.0
18日 220.0
19日 750.0
24日 228.0
12月1日 750.0 220.0 234.0

12月1日
アルメック、山口県の山原商会を招き工場見学会を実施
 アルメック (本社 = 愛知県大府市、 星河年男社長) は11月20日、 山口県の有力ヤードディーラー山原商会 (本社 = 山口県宇部市、 山原憲子社長) を招き工場見学会を実施した。
 山原商会の山原一紀専務は愛知県内の大学を卒業しており、 商社を通じてアルメックを見学し感銘を受けたのが縁で今回の工場見学に至ったもので、 当日は山原商会のほぼ全従業員である28名が参加した。 アルメック生産部の案内で一通り工場見学を行った後、 会議室に入り会社案内のDVDなどを見て同社の取り組みを学んだ。

11月29日
東日本自動車解体処理協同組合、第9回通常総会を開催
 東日本自動車解体処理協同組合 (理事長 = 坪千代志むつパーツ社長) は19日、 東京・永田町の全国町村会館で第9回通常総会を開催した。
 総会では第8期の事業報告と収支決算および欠損金処理案承認、 第9期事業計画と収支予算案などが審議され、 各議案を全会一致で可決した。 総会後に研修会が開催され、 原康夫イイジマ副社長が今後の市況および動向について講演を行った。 続いて松野貞文まつの社長がまつのの歩みと野菜ソムリエについて説明した。 最後に自動車再資源化協力機構の柴田芳徳氏と野島剛氏が自動車リサイクル法のフロン類とエアバック類の実務等について解説した。
 研修会の終了後に懇親会が行われ、 意見交換や状況報告などで交流を深めた。

11月24日
鉛建値、13円下げの1`228円へ改定
 鉛建値は24日、 前回比13円下げの1`228円へ改定された。 現在までの推定平均は1`241.1円。

11月22日
日本鉄リサイクル工業会関西支部が第2回「若手会」を開催
代表に矢追大祐氏(大阪故鉄)が就任
講演する鈴木孝雄氏
矢追大祐「若手会」代表
 日本鉄リサイクル工業会関西支部 (金村成健支部長:京阪メタル社長) は17日、 第2回「若手会」を開催し、 商社・専業合わせ20名が出席した。 「若手会」は将来に向けた人材育成と互いのコミュニケーションを図ることを目的に発足。 参加資格は原則35歳以下で鉄スクラップ業の後継者と幹部候補に加え、 商社からも参加を募っている。
 講演会では日本鉄リサイクル工業会前会長で、 スズトクホールディングス代表取締役社長兼グループCEOの鈴木孝雄氏が 「工業会の近代化について」 をテーマに講演を行い、 「工業会は業界全体を考えなければならない立場にある。 常に問題意識を持ち、 会員に対して役立つ情報を提供することが必要。 若い方々には仕事のなかでトレーニングを積み、 レベルアップを図ってもらいたい」 と約1時間30分にわたり、熱弁をふるった。
 今回、 若手会代表に就任した矢追大祐氏 (大阪故鉄) は懇親会で 「若い力で様々な失敗を乗り越え、 色々なことを勉強しながら、 楽しい会を築き上げていきたい」 と力強く挨拶した。

11月19日
銅建値、前回比20円上げの1`750円へ改定
 銅建値は19日、 前回比20円上げの1`750円へ改定された。 現在までの推定平均は1`741.5円。

11月18日
亜鉛建値、前回比20円下げの1`220円へ改定
 亜鉛建値は18日、 前回比20円下げの1`220円へ改定された。 現在までの推定平均は1`234.5円。

11月18日
長野県資源回収事業協同組合が研修会を開催
会員約50名が参加
小柳繁弘理事長
 長野県資源回収事業協同組合 (理事長 = 小柳繁弘小柳産業社長) は13日、 長野県松本市のまつもと情報創造館で平成22年度研修会を開催した。 会員約50名が参加した。
 小柳理事長は 「市中発生の減少や発生企業の海外移転、 為替円高など、 当業界にとって良くない風が吹いている。 今後どういう方向に進んでいくべきなのか、 研修会の講演内容を参考にして頂きたい」と挨拶した。
 研修会では、 本紙東京本社の三上編集部長が 「鉄スクラップ相場と鉄鋼業の現状」 と題して1時間余り講演。 戦後の鉄スクラップ相場の変遷とその要因、 現状の需給状況、 世界の鉄鋼業の動きなどについて資料を交えながら解説した。

11月17日
銅建値、前回比30円下げの1`730円へ改定
鉛建値、前回比9円下げの1`241円へ改定
 銅建値は17日、 前回比30円下げの1`730円へ改定された。 現在までの推定平均は1`734.5円。 また同日、鉛建値も前回比9円下げの1`241円へ改定された。 現在までの推定平均は1`244.4円。

11月16日
アルメック、放射線検知機を導入、品質管理や安全面の強化図る
 アルメック (本社 = 愛知県大府市、 星河年男社長) はこのほど、 大府工場に放射能検知機を導入した。
 従来はハンディータイプの放射線検知機を使用していたが、 時間効率や検知漏れ (忘れ) などがネックとなっていた。 今回導入した検知機はトラックスケール横に設置し、 ヤード内への全搬入車両をドライブスルー方式で測定できるため計測時間は大幅に短縮、 大面積・高性能な検出器で検知精度も格段に向上した。 さらに、 放射性物質が検知されると積荷中の位置や検出数値をパソコンに表示し一目で確認できるシステムになっている。
 同社は、 製鋼原料・非鉄金属などを扱う地区有力ヤードディーラー。 ヤードディーラーの放射線検知機導入は全国的にもまだ少ないが、 品質管理や安全面を徹底することでより強固なブランド力の確立を図っていく。

11月15日
亜鉛建値、前回比10円下げの1`240円へ改定
 亜鉛建値は15日、 前回比10円下げの1`240円へ改定された。 現在までの推定平均は1`242.5円。

11月15日
日本鉄リサイクル工業会、労働安全衛生講習会を開催
 日本鉄リサイクル工業会 (中辻恒文会長 = 中辻産業代表取締役社長) は11日、 東京・茅場町の鉄鋼会館で「平成22年度労働安全衛生講習会」を開催した。 会員ら約50名が参加した。
 開講挨拶で、 業務対策委員会の大谷正委員長 (産業振興副社長) は 「工業会でも安全意識について早くから取り組んではいるが、 災害が無くならないのが現状だ。 本日の講演で習得したことを活かし、 安全で災害のない職場づくりに邁進してもらいたい」 と述べた。
 講習会では、 講師として招かれた荒谷正雄産業振興室蘭事業所生産部部長が、 過去に全国のヤード等で発生した事故事例や対策を紹介したほか、 「安全とは (安全な職場)」 「失敗学に学ぶ」 と題し講演。 参加者の危機意識の向上を促した。

11月12日
ナカダイ、TOKYO DESIGNERS WEEK2010にマテリアルライブラリー
LANケーブルをシート状にした壁
エアバッグで製作した椅子
 ナカダイ (本社 = 東京都品川区、 中台正四社長) は10月29日〜11月3日、 新宿区の明治神宮外苑で行われたTOKYO DESIGNERS WEEK2010にマテリアルライブラリーを出展した。
 TOKYO DESIGNERS WEEK2010は「環境」×「デザイン」をテーマにさまざまなジャンルが融合するデザインイベントで、 今年で25年目となった。
 ナカダイの中台澄之取締役は、 産業廃棄物を素材として捉え、 デザインの力を加えることで新しい価値を創造できるのではないかと考えてNAKADAI PROJECTを立ち上げ、 中台社長が後押しすることで今回の出展が決まった。 会場内では、 ナカダイに集まる産業廃棄物を使用して、 デザイナーの協力で製作した机・椅子・キャラクターなどが展示、 利用された。

11月11日
シービーエム、11月16〜17日に東京でTRACON展示会
NEW環境展福岡(18〜20日)にも出展
 コンピューターシステム機器のシービーエム・コーポレーション (本社 = 愛知県名古屋市) は、 11月16日、 17日に八重洲ダイビル (東京都中央区京橋1-1-1) で、 「TRACONシステム展示会」 を開く。 同社のTRACONは製鋼・製紙・非鉄原料業界などで活躍しているトラックスケール連動のパソコン・システム。 開催時間は16日が10〜18時、17日は10〜17時。
 また同社は11月18日〜20日にマリンメッセ福岡 (福岡県福岡市博多区) で開催される 「NEW環境展 福岡」 に出展する。 同展は多数の来場者が訪れる国内最大の環境関連展示会。 開催時間は10時〜17時 (最終日は16時まで)。
 問い合わせはシービーエム・コーポレーション関東支店 (電話048-664-7554)、 福岡出張所 (電話092-483-3720) まで。

11月10日
銅建値、前回比20円上げの1`760円へ改定
 銅建値は10日、 前回比20円上げの1`760円へ改定された。 現在までの推定月間平均は1`748.0円。

11月10日
富山県鉄源協議会、 会員22名が大谷製鉄を見学
 富山県鉄源協議会 (会長 = 秋元明雄秋元商店社長、 会員25社)は10月30日、 22年の活動の一環として研修会を行い、 大谷製鉄を見学した。 見学者は22名。
 当日は大谷製鉄の操業日だったことから、 荷受ヤード、 製鋼ヤード、 出鋼、 連鋳、 圧延、 製品結束、 さらに野外設備、 酸素発生装置等を順次見学した。 研究室で会社概要のDVDを観賞。 その後、 鉄スクラップ発生量の減少の中、 原料手当ての状況 (県内・県外比率)、 成分不良の対応・対策などの質疑応答を行う。 大谷製鐵の松郷常務が 「地産地消でぜひ原料確保に協力願いたい」 とあいさつ。 秋元会長が謝辞を述べた後、 散会した。

11月10日
ナベショー、「もうカッター」を紀泉リユース、ヤマダ金属商店へ納入
 ナベショー (本社 = 大阪府大阪市中央区) は、 このほど「もうカッター」を2基納入、累計販売台数は236基となった。
 10月4日、 「もうカッター (0.7用・全自動旋回式)」 を紀泉リユース (和歌山県和歌山市) へ納入。 また同16日、 「マンモスカッター全自動旋回式」 をヤマダ金属商店 (埼玉県川越市) へ納入した。
紀泉リユースへ納入した235基目 ヤマダ金属商店へ納入した236基目

11月9日
山陰ELVリサイクル協議会
「フロン類・エアバック類適正処理講習会」を開催
 山陰ELVリサイクル協議会 (西川正克会長) は10月22日、 鳥取県東伯郡のホテル東伯インで 「フロン類・エアバック類適正処理講習会」 を開いた。 同協議会は使用済自動車の適正な処理を通じて資源リサイクルの一翼を担い、 循環型社会へ貢献することを目的として結成した。この活動の一環、 そして10月の3R(リデュース・リュース、リサイクル)月間の活動として行った。当日は正会員・賛助会員21名と鳥取県東部総合事務所の池井和世衛生技師が受講した。
 講習会は充電式電池リサイクルを取り巻く状況のビデオを観賞した後、 大黒昭司インストラクター (西川商会) が日本ELVリサイクル機構の作成したテキスト等を用いて 「正しい使用済自動車の移動報告について」 と 「フロン類・エアバック類適正業務について」 を解説。 タスコジャパンの坂本幸男主任が 「これで解決!フロン回収の法律と現場で役立つ回収方法 (フロン回収のプロになる)」 をテーマにして熱弁をふるった。 また、この講習会を 「同業者の交流の場」 と位置付け、 講習に関連するクイズをグループで話合ったりしながら親睦も深めるなど、 飽きさせない講習会だった。

11月9日
滝口商店、代表取締役に瀧口國重氏が就任
 滝口商店 (長崎県長崎市) は11月1日付で瀧口國重氏が代表取締役に就任した。 前代表取締役の瀧口政治氏は相談役に就く。
 新布陣は以下のとおり(敬称略)。 ▼代表取締役 = 瀧口國重 ▼専務取締役総務部長 = 瀧口健兒 ▼常務取締役管理部長 = 瀧口誠 ▼取締役営業部長 = 瀧口武史

11月8日
亜鉛建値、前回比10円上げの1`250円へ改定
鉛建値、前回比8円上げの1`250円へ改定
 亜鉛建値は8日、 前回比10円上げの1`250円へ改定された。 現在までの推定平均は1`248.0円。
 同日、 鉛建値も前回比8円上げの1`250円へ改定。 現在までの推定平均は1`248.4円。

11月8日
山根商店、1,000dギロ機の安全祈願祭を行う
 山根商店 (山根義照社長、 大阪府堺市) は10月26日、 第8ヤードに導入した1,000d圧ギロチン機の安全祈願祭 (神事) を設備及び工事関係者や主要取引先を招いて執り行なった。 参列者を代表して中山製鋼所の三木隆司・常務取締役が祝辞を述べた。
 今回、 同社はマシンのメンテナンス能力では定評のある大同機器製のギロチン第一号機を導入し、 大型ギロチン3基 (1,600d、 1,250d、 1,000d) 体制を組み直した。
 鉄スクラップ経営の将来は日本の需給動向と共に慎重な見極めを必要とする。 扱い量の増大が見込み難い現状では (処理設備の増強を図ると同時に) 体力勝負に備えた費用削減とランニングコストの圧縮に努めなければならない。 そのためには新たな発想の機械がいる。 その信念が 「(部品が) 故障しても (機械は) 止まらない」 メンテフリーの今回のギロチン導入に結びついた。

11月8日
丸紅テツゲン人事異動
中村 裕之氏は中部支社の金属原料部担当部長に就任
 丸紅テツゲンは12月1日付けで人事異動を行う。
 中村 裕之氏は中部支社の金属原料部担当部長 (旧役割 = 大阪製鋼原料部担当部長) に就任、 里見 博氏は東京本社の製鋼原料部次長 (旧役割=中部支社金属原料部次長) に就く。

11月5日
銅建値、前回比40円上げの1`740円へ改定
 銅建値は5日、 前回比40円上げの1`740円へ改定された。 現在までの推定平均は1`734.0円。

11月5日
豊田メタル、第33回廃車供養式に40名
累計619万台を廃車処理
 豊田メタル (愛知県半田市、 吉田孝社長) は10月28日、 「第33回廃車供養式」 を執り行った。
 これは日常生活や産業活動に役立ってきた車に感謝し、 交通事故者などの霊を慰め、 車社会での交通安全を祈願するもの。 当日は半田市役所、 警察署、 消防署などの地元代表、 株主会社である豊田通商、 トヨタ自動車、 愛知製鋼の関係者、 豊田メタル協力会会員、 豊通会代表ら40名が出席し、 おごそかに供養が行われた。
 式後、 吉田社長は 「廃車供養式も恒例となり、 33回目の開催。 当社は自動車リサイクル法により、 ASR処理、 エアバッグ無害化処理、 フロン回収の3つの処理施設として認定を受けた工場で、 今年7月には設立40周年を迎えることが出来た。 会社設立以来の累計廃車処理台数は今年9月末で619万台。 今後も廃車のリサイクルを通じて地球環境問題に対し、 今まで以上に一生懸命取り組んでいく」と挨拶した。

11月4日
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合が第6回総会開催
挨拶する大橋理事長(中央)
 NGP日本自動車リサイクル事業協同組合 (大橋岳彦理事長) は10月25日、 品川プリンスホテルで第6回通常総会を開催した。
 総会終了後の記者会見で大橋理事長は 「2010年8月期で部品売上が初めて400億円の大台を達成することが出来た。 また使用済自動車の処理は78万4千台と使用済自動車全体の20%をNGP組合員によって処理されているという実績を残すことが出来た。 最近では中国のレアアース問題などがあったが、 今後はNGPとしても、資源循環に取り組んでいかなければならないと考えている」 と挨拶した。 また、 販売が増えた要因としてエコカー補助金の影響が大きく、 9月7日の終了以降は入庫が厳しいという組合員の声が多いという点について触れた。
 2009年度の中古部品の生産金額は前年度比2.7%減の132億2286万円にとどまった。 NGPとしての中古部品再利用などによるCO2削減量は8万2580dだった。

11月4日
非鉄金属8団体、合同懇談会を開催
鈴木正徳経産省製造産業局長
 非鉄金属8団体は10月26日、 東京・霞が関の東海大学校友会館で合同懇談会を開催した。主賓に鈴木正徳製造産業局長、 平工奉文前製造産業局長を迎え、 業界関係者など約180名が参加した。
 8団体を代表して挨拶に立った吉田政雄日本電線工業会会長 (古河電気工業社長) は 「昨年の4月から景気も回復していたが、 その中で平工前産業局長には新成長戦略や産業構造ビジョン2010を取りまとめて頂くなど、 様々な形でご尽力頂いた。 足下の経済情勢は足踏み状態にあるが、 これを新たなチャンスと捉え、 積極的な活動に結びつけたい。 新たに就任された鈴木製造産業局長にも、 ぜひ殖産興業と新重商産業の施策へ意欲的に取り組んで頂きたい」 と謝辞を述べた。
 その後の挨拶で鈴木局長は 「現在、世界中で新たなビジネスの構築が進んでいる。 私どもとしても、 皆様と共にビジネスを起こせるよう様々な環境整備をしなくてはいけない」 と語った。

11月2日
丸紅テツゲンと紅友会、丸紅経済研究所・柴田代表による講演会を共催
 丸紅テツゲンと同社の取引企業で構成する紅友会は10月27日、東京・茅場町の鉄鋼会館で丸紅経済研究所の柴田明夫代表による講演会を共催した。メーカーやスクラップディーラーなどの関係者およそ150名が参加した。
 講演会では柴田代表が「世界経済と資源市場の動向」と題し、リーマンショック後の世界経済の動向や近年の中国動向などについて、資料を交えながら講演した。

11月1日
銅・亜鉛・鉛の11月のスタート建値
 11月のスタート建値は、 銅が前月末比30円下げの1`700円、 亜鉛が同10円下げの1`240円、 鉛が8円下げの1`242円となった。
非鉄地金建値推移(円/kg)
亜鉛
10年8月 662.7 220.2 226.6
9月 687.5 226.3 231.6
10月 723.5 237.3 243.1
10月1日 710.0 225.0 238.0
6日 720.0 235.0
14日 244.0
18日 730.0
21日 240.0
25日 250.0
26日 250.0
11月1日 700.0 240.0 242.0

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